【初心者必見】1台目のロードバイク(スポーツバイク)の選び方
ロードバイクを購入するのに色んなメーカーや種類があって悩んでいませんか。まだロードバイクを持っていない方へ、1台目を購入する際の選び方をお伝えします。
アラフォーの筆者は、仕事でデスクワーク中心の業務となり、私生活でも運動をしていない事から、昔ほど健康に自信が持てなくなってきました。運動をしなければと思い、通勤や週末の運動にロードバイクを検討しました。しかし、自分に合うロードバイクが何なのか分からずに相当な期間悩みました。その経験を皆さんに共有出来たらと思い、この記事を書いております。
一番の近道は一緒に走ってくれる人を見つける事です!
と言っても、そんな人はいないし、通勤で使うから一緒に走らないし、と言った私みたいな人もいると思います。
そんな私が決め手としたのは、使用目的、予算、デザインの3つでした。
使用目的を決める
使用目的を具体的に煮詰めてないと、ロードバイク選びに時間はかかるし、後々後悔する事にも繋がります。具体的に決めましょう。もっと言うと「いつ・どのルートを・誰と走るか」です。
ここでは、筆者が考える通勤・週末のサイクリング・その他(レース等)の3つで考えていきます。
通勤の場合
漠然と通勤で使う、では駄目です。特に、いつも車で通勤している人にありがちですが、車と自転車では、かかる時間もルートも違います。何時に出発して、どのルートを通るのか決めてみましょう。実際にルートを通ってみるのがいいですが、無理な場合はGoogleアース等を活用しましょう。どうしても自転車では危険なルート(道幅が狭く車通りが多い等)がないか、激坂が多くないか、道路の舗装状態はどうかを確認しましょう。最悪、ロードバイクは買ったが、乗らなくなってしまう理由の一つになります。その反面、車では通れない裏道を見つけられる事もありますので、ぜひ確認してください。
週末サイクリングの場合
通勤の時と同様に具体的に想像してみましょう。週末にサイクリングが主と考えているのであれば、近場のサイクリングコースを確認してみましょう。最近流行りのグラベルがいいなーと考えていると、案外グラベルコースが無くて、後悔する可能性があります。良さそうなサイクリングコースはあったでしょうか。そのコースまでの道のりの事も考えてください。車で行くのかロードバイクでいくのかで話は変わってきます。
車でサイクリングコースまで行く場合は、駐車場がどこにあるのか、サイクリングコースが往復なのか一周するのかで、変わってきます。
また、一緒に走る人がいるのであれば、その人に聞くのもいいでしょう。装備内容
が合わせられますし、もしかすると、その人がマウンテンバイク等を趣味としていたら、違う道も開けるかもしれません。
その他(レース等)
その他のシチュエーションを考えている人も同様に、いつどのルートを誰と走るのかを考えてください。ロードバイクに限らずグラベルやマウンテンバイクに興味を持っている人も具体的に検討してみると方向性が決まるでしょう。
筆者は小学生の時にマウンテンバイクに乗っていた事から、少しマウンテンバイクに興味はあったのですが、近くにコースがない(知り合いにもマウンテンバイク乗りがいない)事から諦めました。買った後の楽しみ方が想像出来なかったという事が理由です。
予算
次に予算です。筆者としては、最低20万円は覚悟してほしいところです。初めて聞く方は、20万円は高い!と言うでしょう。とてもよく分かりますが、それ以下だと後悔する可能性が高くなるのも事実です。私も学生時代に乗っていた自転車なんて8000円前後でした。その感覚から言うと、狂気の沙汰です。なので、あくまで理想として捉えてもらって、皆さんそれぞれの予算額を決めてください。10万円ならそれで構いません。しかし、20万円までの金額帯が、ロードバイクの性能が大きく変わる(走った時の楽しさが大きく変わる)と、ホビーユーザーである筆者は思っています。
一つだけ注意です。10万円を下回るロードバイクの中には、形はロードバイクだが、性能が全くそうではない(気持ちよく走れない・壊れやすい)ロードバイクもどきが混ざっていますので気を付けてください。
デザイン
最後にデザインです。迷ったらかっこいい方です。ロードバイクは乗ってなんぼです。乗りたくなる見た目はとても大切です。その他にも、所有欲が満たされますし、乗る前からテンションがあがります。ロードバイクは家の中で保管する可能性もあるので、見るだけでも楽しめるのはいい事です。少し走る性能が落ちたとして、自分がかっこいい方を選んだほうが後から後悔しないと思います。
デザインを見る上で、フレームの材質によって大きく変わります。主にカーボン、アルミ、クロモリの3種類です。材質に気をつけながらデザインを見ていくと、自分の好き嫌いが見つかりやすいかと思います。それぞれの特徴を説明しておきます。
カーボン
炭素繊維強化プラスチックの事です。炭素繊維の糸を編み込み、オートクレーブ法によって樹脂を硬化させてつくられます。デザイン面において、他2種よりも自由度が高いです。よって好きなデザインが見つかりやいのかなと思います。しかし、新たなデザインがどんどん出てくるので数年前のものが少し古臭く見えてしまいがちです。製作コストが高いため、サイズ展開は粗い事が多いので注意です。
値段は高いですが、性能面も良く(軽くて衝撃吸収に優れる)、予算が許せばカーボン一択かなと筆者は思います。
アルミ
アルミと言っても純アルミではなく、各社それぞれのアルミ合金を使っています。カーボンと製作方法が違います。大雑把に言うとアルミ合金のパイプを溶接でつなぎ合わせています。デザイン面で一番気になるのは溶接跡ではないでしょうか。ハイエンドになると、ほとんど気にならない程ですが、カーボンと比較するとつなぎ目の滑らかさは一目瞭然です。
クロモリ
クロムモリブデン鋼を略してクロモリと言います。こちらはアルミと同様に溶接でつなぎ合わせています。ひずみが出にくく、溶接性が良い素材なので、昔は重宝されていたのでしょうか。しかし、3種の中で1番細身のパイプを使用する事から、ノスタルジックな感じがするのは筆者だけでしょうか。車で例えるとクラシックカーに乗っている感じかなと思います。
まとめ
ロードバイクの購入目的を明確に!いつ誰とどのルートを通るのか決めましょう。
予算を明確に!10万円以下はロードバイクもどきに注意。20万円以上で幸せになれる。
迷ったらデザイン重視!材質を目印に自分の好きなデザインを探してみよう。