食卓塩とアジシオと伯方の塩の違いと使い方
赤いキャップでおなじみの「食卓塩」
青いキャップでおなじみの「アジシオ」
は!か!た!の!しお!の歌でおなじみの「伯方の塩」
の何が違うのかを調べてみました。結論、塩は塩だけど違うものです。見た目が同じ白い粒だし、しょっぱいけど、同じではありません!
この記事を見てもらえれば、違いとそれぞれの使い方が分かって、今より美味しいご飯が食べられたり、お料理上手になれるかもしれません。
この記事は以下の構成になっています。
- 原材料と栄養成分表示について
- それぞれの使い方
- まとめ
原材料と栄養成分表示について
それぞれの原材料と栄養成分表示を一覧にしました。
原材料について、天日塩・海水・輸入天日塩田園(詳しくは後述)は食塩が大部分を占めているため、基本的には同じです。
この食塩の部分だけなのが、食卓塩です。純粋に食塩に相当する部分のみということが分かります。
次に、アジシオには食塩の他にグルタミン酸ナトリウムというものが入っています。
グルタミン酸ナトリウムとはうまみ成分です。甘味、酸味、塩味、苦味につぐ第5の味になるものです。味の素の主原料で、昆布や鰹節でとっただしが美味しいのはこれが含まれているからです。
最後に、伯方の塩は食塩相当分以外にマグネシウムとカルシウムとカリウムが入っています。ミネラルが豊富ということですね。
まとめると以下の通りです。
- 食卓塩はほぼ食塩のみ
- アジシオは食塩プラスうまみ成分
- 伯方の塩は食塩プラスミネラル
- アジシオのグルタミン酸ナトリウムの主原料は
-
味の素株式会社のHPを見ましたが、アジシオのグルタミン酸ナトリウムの主原料は明記されていませんでした(昆布やカツオブシにグルタミン酸ナトリウムが多く含まれていると明記されているだけ)。同社が作っているグルタミン酸ナトリウムを主成分とする味の素は、サトウキビが原料と明記されているので、こちらの可能性が高いと思っています。
それぞれの使い方
それぞれの使いどころについて、個人的な感想を伝えます。
食卓塩
ほぼ食塩のみの部分という事で、基本的には何にでも使えると思います。舐めた感じ、塩かどが他の商品よりあるので、そのままつけて食べる物に関してはつけすぎに注意です。
アジシオ
うまみ成分であるグルタミン酸ナトリウムが含まれているという事で、ゆで卵等のつけて食べるものに使えると思います。特に、淡白なものは塩見プラスうまみも加わり美味しく食べられると思います。
伯方の塩
伯方の塩はミネラルが豊富です。普段使いにしておくと、少しミネラル補給に役立つと思います。舐めた感じだと、塩かどがほとんどないので、まろやかな料理に使うといいと思います。
まとめ
食卓塩は、ほぼ食塩。何でも使える。
アジシオは、食塩プラスうまみ。直接つける淡白な食べ物におすすめ。
伯方の塩は、食塩プラスミネラル。普段使いでミネラル補給。味はマイルド。