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【Miele(ミーレ)食洗機 G7314】を4年使った本音レビュー 実例付

daichan

食洗機って本当に便利です。我が家では、エアコン・冷蔵庫・洗濯機と同じく無くてはならない家電の一つです。新築やリフォームで食洗機選びに悩んでいる人や、タイトルのMiele食洗機が気になっている人の参考になればと思い、4年使った本音レビューをお伝えします。

  • MieleミーレG7314の紹介
  • メリット
  • デメリット
  • まとめ

では早速私が使っているMieleのG7314(クリナップ品番ではZZG7314CSCICビルトイン食洗機(以下、食洗機)について紹介します。

MieleミーレG7314の紹介

まずは公式HPを見てもらうのがいいのですが、簡単に説明すると、Miele社はドイツに本拠を置くメーカーで、堅牢な設計で有名です。主な日本メーカーのビルトイン食洗機が10年程度の寿命と言われている中、20年を想定して設計されている部分が特に気に入ってMiele社に決めました。当時、あまり種類はなかったのですが、G7314というフロントオープン型の機種は私が必要とする条件を全て満足していたので購入に至りました。ドア材が選べるのも良いです。

メリット

大容量

他のモデルに比べて非常に大きな容量を持っています。一度に多くの食器を洗うことが出来るため、家族の多い家庭や頻繁に料理をする方にはとても便利です。我が家は大人2人と子供2人で、一日一回の稼働でどうにかなる事がほとんどです。

高い洗浄力

汚れが非常にきれいに落ちます。特に、頑固な汚れや油汚れに対しても効果的で、手洗いでは難しい箇所もすっきりと洗い上げてくれます。手洗いでは数か月でついてしまうような、あの茶渋も我が家ではついていません。おそらく洗剤の強さと高温での洗浄が効いているのかなと思います。

省エネルギー

タイマー設定があるので、電気代が安い夜間や日中の太陽光発電中に稼働させることができます。我が家はいつも電気代が安くなる21時以降にセットして電気代節約です。また、少し時間が長くなりますが、省エネルギーなECOモードもありますので、油汚れが少ない時はこのモードを使用しています。

省水力

通常の手洗いに比べて、水道代が節約できます。食洗機の水道使用量はECOプログラムで8.9Lととても少ないです。手洗いの水道量がgoogle検索では88Lでして、簡易的に測定した結果、我が家は100L以上は使用している事に。。。みんなどうやってその量で洗い物しているんだ。。。

ドア材が選択可能

ドア材が選択可能です。キッチンの見た目に統一感が出るので良いです。食器棚のインテリアと共にこだわりたいところですね。

デメリット

食器の塗装はがれ

洗浄力が非常に高いため、一部の食器では塗装がはがれてしまうことがあります。特に、デリケートな食器には注意が必要です。食洗機専用と明記していてもはがれていくものもあります。我が家ではお箸関係が弱く(もちろん食洗機専用)1年経つとぼろぼろです。それだけ洗浄力が強いという事なのですが。。。

長い洗浄時間

早くても洗浄には2時間近くかかります。何種類がモードがありますが、Autoだと通常3時間21分程度かかります。急いでいるときや食器をすぐに使いたい時には不便です。夜に稼働したと思って、朝稼動し忘れていた事に気づいた時は絶望です。笑 確実に稼働したかどうか確認する癖をつけた方がいいと思います。

時計の誤差

内部時計が数分ずれることがありました。このため、正確な時間管理が必要な場合には少し気を付ける必要があります。

軽くて小さいものの落下

軽くて小さい食器は、洗浄中に下に落ちてしまうことがあります。これにより、食器が傷つくことや正常な洗浄が出来ずに終了してしまいます。水筒のストロー等は頻繁に下に落ちてしまいますね。どうにかしないと。。。

樹脂の剥がれ

私のミスでもあるのですが、鋭利なものでカゴの一部の樹脂がはがれてしまった経験があります。これによって、カゴの寿命が短くなる可能性があります。

高価な洗剤

Miele正規の洗剤は効果であるため、長期的に見るとコストがかかります。他の洗剤を選ぶことで節約はできますが、正規のものを使いたい場合には予算を考慮する必要があります。AutoDosは便利なのですが、コストが高すぎて我が家はP&Gの「JOYジェルタブ」を使用しています。

我が家はいつも洗剤用ポケットにいれて使用しています。

アルミ製品へのダメージ

Miele製品に限ったことではありませんが、食洗機用洗剤は強力なので、アルミ製品は使用できません。それを知らずにステンレスとアルミの多層鍋を使用していると、画像の通りアルミの部分だけ溶けました。アルミ製品を使う場合は自己責任で。

少しわかりにくいのでビタクラフトさんのHP写真をお借りして説明すると、下の写真のアルミの部分だけが溶けるという恐ろしい状況です。

水の飛び散り

フロントオープン型の宿命ですが、食器の出し入れの際、食器に付着してる水が床に飛び散る事があります。床材によっては、放っておくとシミになるので、少し注意して出し入れするか、マットを敷いておく必要があります。私は半分マットで、そこからこぼれたものはティッシュ等でささっと拭く事があります。

まとめ

Mieleの食洗機は、その高い洗浄力と大容量が魅力であり、多くの家庭で重宝される一方で、一部の食器に対するダメージや長い洗浄時間がデメリットとして挙げられます。デメリットをたくさん挙げていますが、個人的には、その圧倒的な利便性を考慮すると、非常に満足しています。

みなさんの食洗機選びの参考になれば幸いです。

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Petective
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情報を集めることが大好き。集めた情報を紹介しようとブログ開設。三度の飯より調べたい。本業は一部上場企業の技術系係長。2019年より投資を始める。2児の父。
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