アラフォーからの読書
本業は1部上場企業の技術職です。
私は、これまで読書が大嫌いな人間でした。
なぜって、次のような事が主でした。
- インターネットで知りたい情報はありふれている
- 本を読むのにお金も時間もかかる
- 本を読んでも身につかない
- 持ち運びに困る
しかし、数年前に10〜20名在籍する職場の長となり、自分の力不足を痛感しています。
- 知識量が少ない
- 考えが浅い
- 読み書き喋りのレベルが低い
それらを改善しようとした時に、遅すぎると言われると思いますが、本の大事さ、有用さ(情報と技術の宝庫という事)に気付きました。
それからと言うもの、少しずつ本(電子書籍含む)を通して学び、これまで感じていた読書が嫌いな部分は次のように変わってきました。
- 得たい情報によって、情報の取得方法を選択する
- 本から得られる情報には有益なものが多くコスパが良い
- 読んでも身につかないのは読み方とアウトプットのせい
- 持ち運びたいものは電子媒体にする
少し詳しく説明します。
得たい情報によって、情報の取得方法を選択する
得たい情報が天気や災害のようなタイムリーな情報が知りたい時、テレビやインターネットが良いです。これは本に出来ないです。しかし、スピードを優先するあまり、信憑性に欠けたり、情報自体が浅かったりします。
一方で、正確で信憑性が高く深い情報を得たい時は本が重宝されます。文章自体も、何人もの目で推敲、編集されているので、誤字脱字はほぼ無く、読みやすいです。
本から得られる情報には有益なものが多くコスパが良い
読者の心構え次第なところもありますが、有益な情報が多いです。私のような一般人が到底思い付かない、過去の偉人が一生かけて得られた考え方等を2,000円前後で買えるんです(図書館で借りてもいいですが)。
偉人じゃなくとも、本を出している天才、鬼才、変人、有名人から話を聞けるチケットが2,000円前後で買えるんです。しかも24時間いつでも何度でも開演可能です。
本当に話を聞くのではないのですが、色んな本を読んでいくと、文章から作者の色が見えてきます。そこも本の良いところです。
コスパが良すぎると思います。
読んでも身につかないのは読み方とアウトプットのせい
過去は、どこか他人事として読んでいました。自分ごとに置き換えて、本から何か学んでやろう。具体的な行動に落とし込んでやろう。と思いながら読み、簡単なレビューを書いたり、ハイライトをまとめたりすることで身についてきます。
今でも、それらを怠るとほとんど身につきません。
持ち運びたいものは電子媒体にする
本は重たいです。かさばります。どんな本を読んでいるか知られるのも少し恥ずかしいです。自分の中身をさらけ出すのに近いので。
職場で本を読みたくても読めませんでした。単行本でブックカバーをつければ何とか読めるという感じです。
電子書籍だと、重さは気にせず、スマホでオッケー、ブックカバーいらず、本だとハードカバーだったとしても気にしないことで快適に読めるようになりました。旅行にも連れていけます。
最後に
若い時には無くても何とかなった正確で信憑性の高い深い情報が、年を取るにつれて大事になってきます。先輩、上司になり、自分が当たり前に思っていた情報や知識でさえ、出所やバックデータにそれらを求められます。若い時からその必要性に気づいていれば良かったんでしょうが、過去を悔やんでもしょうがなく、これからの事を考えると一刻も早く色んな本を読み漁りたい気持ちです。